これから株を始めようと思ってるんだけど、わかんないことが多くてさ
基本的なコツとか、株で失敗しないコツを教えて欲しいんだよねえ
では、これから株を始める方へ向けて、わかりやすく説明させてもらいます
投資入門
投資初心者向けの基本知識
そもそも「投資」とはどういうものでしょうか。
投資は株や債権などの金融商品を売買して資産を増やしていく手段の1つです。
最近よく聞く新NISAも投資です。将来の老後資金などのために投資を始める人が増えています。
投資と投機の違い
はじめに知ってもらいたいことは「投資」と「投機」の違いです。
「投資」は主に長期投資を指します、NISA口座などで有望な投資先に10年単位の期間にわたり資金を投入することを言います。将来的に安定したリターン(利益)が狙えますが、その分時間と投資資金が拘束されるというデメリットもあります。
「投機」は、文字どおり機会=タイミングに資産を投入することです。デイトレードやスイングトレードなど短期間の株の価格変動に期待して取引することを言います。短期的な取引なので、安定したリターンは狙えません。資金拘束は少なく、短期間に大きなリターンがある反面、大きく損をする場合もあります。
貯蓄と投資の違い
資産形成の手段には、「貯蓄」と「投資」があります。
銀行などへの貯蓄は、元本保証がある安全な資産形成の方法ですが、貯蓄のみではインフレによって実質的な購入力が低下する場合があります。
「投資」には元本保証はありません。初めて投資をする場合は、生活に必要なお金は大切に「貯蓄」して余剰資金で投資をするようにしましょう。
投資を始めるのが不安な人へ
失敗しないコツ
投機の失敗とその回避法
投機の失敗とは、短期的に価格が上がると思って購入した株が下がることなどを言います。いわゆる「評価損」を抱えている状態です。
「投機」の場合は、損切りをしましょう。損切とは「評価損」を確定させることです。
「評価損」は大きくなります。初心者は、損をしたくない気持ちが強く自分が買った値段に戻らないかと損切りしない内に「評価損」を大きくします。こうなると冷静な判断ができません。
短期的に上昇すると読んで買った株が下がるということは、予想が外れた状態です。つまり投機失敗です。一度損切りして、冷静になることが大切です。
私はマイナス10%程度の評価損を抱えたら損切りをしてます。
損切った後に、再度その値段で株を買いたいか、もしくは他にもっと良い投資対象がないかを考えましょう。
リスク管理の重要性とは
金融商品を取引する際はリスク管理が重要です。
金融商品においてリスクとは、一般的にいう「危険なこと」「避けるべきこと」という意味ではなく、「リターンが不確実であること」を表します。
リスクを低く抑えようとするとリターンは低下し、高いリターンを得ようとするとリスクも高まります。
「リスクがなく(低く)、リターンが高い=ローリスク・ハイリターン」の金融商品は存在しません。
ローリスク=ローリターン、ハイリスク=ハイリターンなのです。
自分のリスク許容量にあったリスクを適切に取りましょう。(損失を許容できる分だけ資産を投入するなどです)
リスクを正しく管理できれば、そのリスクに見合ったリターンが手に入ります。
成功するための投資戦略を見直す
失敗しないためのコツ、最後の1つは「投資戦略を見直す」ことです。
下記関連記事のリンクを参照してください。
投資の種類について解説
個別株投資のメリットとデメリット
個別株投資とは、日本国内や外国で証券取引所に上場している会社(トヨタやソニーなど)の株を買うことです。
メリットとしては、配当金や株主優待を受け取れたり、会社の成長にともなって株価が上がれば譲渡益(株を売ること)で資産を増やすことができます。
株価は価格変動リスクがあります、株を購入した価格より下で売ると資産が減ってしまいます。
投資信託とは何かを解説
投資信託(ファンド)とは、一言でいえば複数の投資家から集めたお金を、資産運用の専門家がまとめて株式や債権などへ投資・運用し、その運用の成果として生まれた利益を投資家に還元する商品です。
投資信託とは個別株の詰め合わせパックを買っているようなものです。
新NISAについて解説
新NISAは2024年から開始された税制優遇制度です。
通常の投資では、得られた収益に20%の税金がかかりますが、この税金がNISAではかかりません。その分、収益として手元に残る金額が多くなる点が特徴です。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
(金融庁より引用↓)
初心者におすすめの投資について
初心者へのおすすめは、何と言っても新NISAです!
新NISAのおすすめポイント
先ほど説明したとおり新NISAは2024年から運用が開始された最新の税制優遇制度です。
投資した金融商品から得られる分配金や配当金、譲渡益といった利益が非課税となります。
非課税保有限度額は全体で1,800万円。この1,800万円というのは、あなたが金融商品を購入した際にかかった金額です。例えば1,800万で購入した投資信託が5,000万になったとして、増えた3,200万には税金がかかりません。通常なら利益分には20%の税金が掛かりますので、非常にお得です。
新NISA運用のポイント
NISAは長期投資を目的に運用するのがポイントです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)など、右肩上がりに資産が増加し運用コストが低い投資信託をコツコツ積立で買うなどです。
老後資金などのために長期で運用するので、日々の価格変化は気にせず、もし暴落などがあっても積立をやめないことが運用成功のポイントです。
NISAおすすめ証券口座について
NISAを始めるのにおすすめの証券会社は、NISA口座開設者数1位のSBI証券会社か2位の楽天証券です。
どちらもNISAで買える商品の数が多いほか、クレジットカード決済でのポイント付与がおすすめの理由です。
令和6年3月現在、この証券会社どちらかを選べば大きな失敗はないでしょう。
投資は自分のライフスタイルに合わせて無理なく続けるのがポイントです。
まだやっていないなら、ぜひチャレンジしてみてください
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